2013年3月13日水曜日

Dr.半田晴久がアルコール依存症の治療について紹介 精神科病院

半田晴久 半田晴久の各種精神疾患に関する診断
Dr.半田晴久がアルコール依存症の治療について紹介

Dr.半田晴久です。

今回は、アルコール依存症の治療についてDr.半田晴久が紹介します。

アルコール依存症治療の基本は、とにかく断酒、つまりアルコールを生涯にわたって絶つことです。

酒量を減らせばいいのではないか、と思う人もいると思いますが、酒飲みが酒量を減らすことは極めて難しいのです。

もともと依存症になる人は行動に抑制が効かない人が多いのです。

しかも、お酒は酔うため、ある意味では抑制を開放するために飲むものです。

4合のお酒で酔っていた人が、2郷士か飲めないのでは、まだこれからという段階です。

2、3日は我慢できても1週間と続かないのです。

といっても、すでに依存症に陥っている人が自力だけでお酒を絶つのは並大抵のことではありません。

そこで、通院して医師の管理を受ける、抗酒剤を使ってアルコールを受け付けないような体の状態を作る。

断酒会など自助グループに入ってお互いに励まし合いながら酒を絶つといった方法がとられるのです。

しかし、それでもアルコール依存症を克服するまでの道のりはかなり厳しいのが実情です。

いったんは断酒できても、ほんの少しアルコールを口にするとまたたちまち以前の状態に戻ってしまいます。

依存症に完治はないと言われる所以です。実際に断酒に成功する人も、2割ぐらいと言われています。

しかし、予備軍の段階であればまだ後戻りはできるのです。

その方法として、アルコール依存症は迎え酒をきっかけに進行していくことが多いので、二日酔いするほど飲まないことが重要です。

たとえば、コップ一杯のビールを肝臓で分解するには1時間ぐらいかかります。

日本酒1合ならば3時間ぐらいです。とすると、翌朝6時までに体からアルコールを抜いておくには、夜9時までに日本酒を3合程度までならば2日酔いにならないという計算になります。

もっとも、酔いには個人差もあるので、それぞれの経験から割り出して飲むようにしたいもの。

また、迎え酒をしないという意味でも、日が高いうちから飲酒しないことも必要です。

今回は、ここまでです。

以上、Dr.半田晴久でした。

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