2013年4月5日金曜日

半田晴久が紹介する「抗うつ薬の服用」

半田晴久の各種精神疾患に関する診断
半田晴久が紹介する「抗うつ薬の服用」



精神科医 半田晴久です。
皆さん、精神病というのは心の病です。

そんな精神病の事について紹介をします。


今回は「抗うつ薬の服用」です。


うつ病は脳内神経伝達物質の機能障害が関係していると考えられています。

そうした状態を改善し脳内の神経伝達物質の働きを回復するために薬物の治療が効果的です。

抗うつ薬(抗うつ剤)にはいろいろな種類があります。

投薬には医師がそれぞれの抗うつ薬の特徴を考え患者との相性を見ながら、そのときどきで適切だと思われる量を処方していきます。

抗うつ薬は、最初は少量から服用を始め、効果を見極めながら患者さんに合っているようであれば増量していきます。

うつ病で処方される薬は、他の病気で飲む薬のような即効性はありません。

薬による効果が感じられるようになるには、処方通りに飲みつづけて早くても一週間はかかります。

また十分に効果が感じられるようになるには4〜6週間かかります。

これに対して、抗うつ薬の副作用はすぐに現れます。

そのせいで薬が効いてないと感じたり、副作用の影響で「うつ病が悪化した」と勘違いし、服用を勝手に止めてしまう場合があります。

しかし、早期に抗うつ薬を中止してしまうと、約半数の人は再発してしまいます。

しかも、再発を繰り返せば繰り返すほど、一層、再発しやすくなるという傾向がありますので、きちんとした治療を受けることがたいへん重要です。



参考になりましたか?
理解しておくのは重要な事です!

半田晴久でした。

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半田晴久が紹介する「十分な休息をとる」
(http://peddom3b.at.webry.info/201304/article_9.html)

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